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忘年会
若い人たちのブログをネットサーフィンしながら見ていたら そのライトな感覚に感心した。

私はといえば どうしても構えてしまい 何をかや言わん。。との力みがあるようだ。もっと日常の自分を 肩の力を抜いて書けないものかと反省を込めて(この考えもいわゆる糞真面目かも。。)今夜は綴ろうと思う。

地元に私を中心とした水彩のグループがあって 定期的に制作研究をしている。
もう15年以上もたつだろうか。。そのみなさんと毎年歳の暮れにはいわゆる忘年会を開く。
私が若いころは 有り余る?馬力で みなさんの迷惑も顧みず 自己流の無国籍料理なるものを テーブルの上に所狭しと並べたものだが 近頃はようようみなさんの心理も多少は読めるようになり??というか体力の限界でそれもなくなり 近くのお店からとったまともなご馳走が可愛く並ぶ。
今日はその忘年会 集まってくれたみなさんで我がアトリエも満員御礼状態となり 普段から絵を介在として親しく交わっているみなさんの事 会はすぐに沸点に達して 明るい声で満たされた。

ただこの忘年会はノンアルコールであって その点男性の諸氏にはちと物足りなさも有るらしい。かってはズラリと?ビールが林立という時期もあったが 今や道路交通法規厳格となり その点を理解して頂いている。

面白かったのは みなさんの自己紹介でした。
人前で自分を説明する。。自分の番が近くになるほどドキドキするもの。簡単な略歴だけにしようか。。何か面白い話を挟もうか。。頭を巡らしていて ともすれば人の話は半分上の空 なんてことにもなるこの自己紹介。でも流石ですね みなさんユーモアを交えながら御自分のこれまでの歩みと さらにこの会との出会いなどを話してくれました。60代 70代が大半となるみなさんの語られる短い自分史 爆笑の中にもそれぞれのみなさんの生きる姿が垣間見れて 今日こうして共に有る事の不思議さ 生きている事の素晴らしさを感じる一時でした。素敵な仲間に出会える これに勝る生きる悦びはないでしょうね。


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   お楽しみとしてやってくれたバイオリンの演奏(プライバシーの為不鮮明な写真ですが)


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   頂いたレモン(自宅の菜園でのなりものとのこと。あまりの立派さに掲載しました)

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上野公園
師走に入ろうかとする11月27日 上野恩賜公園にスケッに出掛けました。

風景講座の生徒さん達と西郷さんの銅像の前で待ち合わせ。幸い季節を忘れさせる程の穏やかな小春日和で 出だしからいい予感でした。
公園の中は暖冬の為か丁度紅葉が真っ盛りという感じで 普段は生茂った樹木で黒々と感じられる御山も 銀杏の輝きや桜 楓 欅の葉が明るく色を添えて あたかも日の光が差し込んだかのかと錯覚させる華やかさでした。

2時間半の時間の中で2枚は描きたいねとの約束のもと 早速みなさん熱心に取り組みました。

 


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          清水観音堂 F6号


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          西郷銅像 F6号

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戦い済んで
2週間の個展が終わった。

もう並木画廊さんにお世話になって久しいのだが 感想としては 年々御出でくださるお客さんの人数が増える傾向にあるように思う。
当然 案内状を出してそれによってご来駕下さった方が中心だと思うが 偶然通りがかって看板を見ての方や このブログでお越し下さった方 そしてその他どういう関係でこの展示会を知ってのご来場か?と思われる多くの熱心な方々。署名の人数から推し量って 1000人近い多人数の人々が あまり広いとは言えない空間に参集してくれた事実に ただただ 感謝の念に耐えない心地だ。

私も出来る限り会場に詰めて皆さんとの出会いを愉しませて頂いた。積極的にお声をかけて下さる方はもちろん 静かに見て下さる方ともお話をさせて頂いて 作品を中に挟んでの一期一会の貴重な時間でした。

絵を見るその姿で あぁこの方は同じように絵を描いているな。。とすぐに判る。それ程見る姿勢に 熱心さが感じられる。あるいは お友達同士だろうか。。ここはこうやって描いているわよ。。などとお相手に説明を加えているグループ。近くで展覧会をやっている者ですが。。と自己紹介される方など 実にいろいろで それによってお話の盛り上がりも色々。私もついついお喋りに熱中してしまう。

2週間 戦い済んで日が暮れて 静かさの戻った画廊の中 壁から絵を降ろす。疲れの中にまだ熱い余韻が燻る。 来年も又どうぞ。。と ありがたいお誘いを並木さんからかけて頂いた。

日曜日あたり 久しぶりに妻と洗濯物でも干そうかと思う。

 
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         水彩F6

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一風ごとに葉が散ると そいつはここに居ましたよと言わんばかりに姿を現す。
しかも どんどん深まる秋の夕日を小さく丸めた色彩で 僕の目を悦ばす。

柿 一説によれば日本原産と言われるこの果実は 日常の生活に深く根差していて 実は食用になるのはもちろん 樹は家具の材料として尊ばれたし 渋さえもかっての生活の重要な資材であった。

子供のころ 柿の木に上ってその実を捥いだ感触と嬉しさを いまだにありありと思い出す諸兄も多いに違いない。

さまざまな種類の柿が有る中で ひときは小さな実を小枝の両脇に 縦ならびに10個程もつける物がある。遠目にはとても柿とは見えないそれも 捥いで手にすると ビー球程の確かに柿である。熟すとあめ色になってとても美味しそうなのだが それに騙されて口にしたら最後 あまりの渋さに口が回らないどころか 口の開け閉めも困難な責め苦を負う羽目になる。こんな役立たず(?)の為か はたまた 小さな可愛い姿の為か 僕等はこの実をチンポコ柿と呼んでいた。

どこの家の周りにも 数本の柿木があって甘柿はもちろんだが 渋柿も大事な食料でお風呂に浸けて渋を抜いたりしてたべた。子供らは 田んぼに積み上げた稲藁の山に 捥いできた渋柿を差し込んでおいて 数日もしたら甘く渋抜きになる知恵を持っていた。

そして正月 赤黒い干し柿がお皿に盛られる。母がせっせと皮を剥き丹精込めて干しあげた物だ。あまり裕福ではなかった幼少期 これも立派なあまーい主役であった。

今やこの柿も国際的にもkakiで通用するそうで そういえば去年 イタリア南部を旅したとき 畑一面に柿のたわわな風景を見て 大いに驚いた記憶がある。

今年の我が家の柿も豊作で 大きな実がいつもより枝を撓らせて お陰で難なく収穫に有り付ける。この木を遺してくれた先祖と 育ててくれた自然に感謝して頂こうと思う。
 


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        曼荼羅 水彩200号部分

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曼荼羅
深夜12時 ふらりと外に出てみた。

白々と草が光る。見上げればまさに中天に掛かる満月。
音も無く流れる淡雲を従えて こうこうと天に輝く。

指の指紋も見える明るさ。昔の時の刻みが月夜の明るさを念頭において
なされていたことが頷ける。

西の空には沈もうとしている星がひとつだけ あれは明星だろうか 今露払いの役を終えんとしている。ただ この中秋の名月だけが 今宵の宴の主役たる明るさを披露する。

地上は粛然として冷たい光に濡れている。山々は黒い形として空の四周を縁取り
ぐるり見渡すそれは 月光を中央に頂く曼荼羅か。

風も無く 音も無く 冷たい月光だけが空気を濡らす 私の影はくっきりと暗い。
今宵の満月 見上げる顔を月光は濡らす。



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    「菩薩界」水彩200号部分

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